宮迫と田村の記者会見
2019.07.20
社会
0コメント芸能人はなぜか敬称が無くてもいいらしい。それが芸名だからなのか、そういうもののようだから、僕も継承無しで書かせて貰う。
吉本興業の対応が今後メディア(ネット上も)で取り上げられそうだが、僕は会見そのものに興味があったので、その中身についての論評は機会があれば。仕事柄、企業が発する会見をよく見るからだ。僕が注視するのはほとんどが謝罪会見だが。
宮迫と田村も謝罪会見と言っていいのだろう。謝罪会見としては上出来だと思う。嘘偽りは真摯に答えていた。自分の誤りを素直に認め、言い訳するようなこともなかった。謝罪会見で一番まずいのが、言い訳をすることだ。ほとんどが火に油を注ぐ。自らの主張をしたいのが人の常だが、それはダメだ。しばらく前になるが、日大のアメフトの悪質タックルについては、関係者が言い訳じみたことを言うので、世間から袋叩きにあった。
そういう観点から言えば、今回の会見自体は満点に近かったのではないかと思う。言い方は悪いが、情緒的な日本人からみれば、涙を流して非を認める人間を攻撃はしない。風向きは確実に変わっただろう。
だからといって、僕は彼らが嘘をついていたことや、ごまかそうとした事実が消されて、はいそうですか、とは思わない。反社会的勢力と関わってしまったことは、芸能界においては非常にイメージが悪い。芸能界でなくてもそうだが、知らなかったとはいえ、このイメージをを払しょくするには今後の行動や言動で示すしかない。
今日流した涙を糧に再スタートを切って欲しい。