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編集長ブログ

予想通りの米朝首脳会談

2018.06.13

政治

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大山鳴動して鼠一匹という感じか。

報道されている限りでは、予想した通りの会談と言える。

トランプ氏が一旦米朝首脳会談を取りやめるとしながらも、北朝鮮側は巧みに、下手に出るふりをしながら、当初予定通りの日程で首脳会談は行われた。

僕の印象は、トランプ氏がとにかく、歴史的な会談を行いたかっただけなんだということ。

中止、と決めたのであれば、会談を行うにしても、日程をずらして北朝鮮に圧力をかけるべきではなかったか。

瀬戸際外交を繰り返してきた北朝鮮の方が一枚上手だったということか。

中止宣言を受けた後の北朝鮮は、すかさず韓国の文在寅大統領との二度目の会談を敢行。個人的には、ホイホイと乗る文在寅氏もほんとに軽い人だと改めて思った。元々この大統領は大衆迎合というか、内輪受けする政策を取り、どうも信用できない。平昌オリンピックでは南北合同のチームを作ったり、卓球の世界選手権では、大会中にも関わらず、合同チームを結成させたり、スポーツに政治を入れるという信じられない大統領だ。朴槿恵氏が優秀だったかどうかは別にして、その反動でひどい大統領が就任したものだ。

閑話休題。

その後、今度はロシア外相が平壌を訪れた。北朝鮮を巡って各国の思惑が入り混じる。

このような動きにトランプ氏は内心焦りがあったのだろう。

北朝鮮を持ち上げながら、結局北朝鮮ペースで首脳会談が行われた、というのが僕の見立てだ。

完全な非核化については、時間が無くてそこまでは共同声明に盛り込めなかった、との開き直りともとれる発言もある。首脳会談は、その前に事務レベルで話し合いが行われ、最後は二人で確認しあうというものであるべきだ。

まあ、体制保障を文言化された北朝鮮は実を取った。北朝鮮にとっては大いに成果のあった会談だっただろう。

拉致問題に関しては、今までのトランプ氏からの言動から言っても、他国の事はどうでもいい(というのが内心に見える)というスタンスなので、安倍総理との関係もあり、「言うのは言った。(あとは日本がやれ)」という事だろう。

アメリカとの関係ができた北朝鮮が、残念ながら単純に日朝首脳会談に臨むとは思えない。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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