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編集長ブログ

菅総理誕生へ

2020.09.14

政治

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自民党総裁に菅官房長官が選ばれた。

予想通り圧倒的な得票数で就任が決まった。

しかし。5月末までは菅総理が誕生するなど思いもよらなかった人が大多数だと思う。それは僕も同じだ。

最大派閥の細田派(安倍総理の所属派閥)や、第二派閥の麻生派は、次に岸田政調会長を据えることを前提にしていたからだ。

流れが変わるのは4月から5月にかけてのコロナ禍だ。

岸田政調会長があまりにも調整力が弱く、国民からの期待感を得られない。そこで、反安倍の急先鋒、石破元幹事長に流れが行ってしまわないように、それならば令和おじさんとしての知名度も高い、菅官房長官に白羽の矢が立ったということだ。

菅氏自身も、自ら総理を取りに行くなど考えてもいなかっただろう。なれるものならなりたいだろうとは思っていただろう。現に担がれて手を挙げたのだから。

弊誌でも指摘している通り、今後は人事に焦点が移るが、それよりも解散をするかしないかが大きな節目になると思う。直ぐに解散が打てれば長期政権の目が出る。しかし、任期満了が近づけば近づくほど、短命に終わる可能性が高いとみる。

過去、衆議院選挙を経ないで総理になった人は、短命に終わっている。小泉氏から総理を譲られ(たような形)た第一次の安倍政権も、人気絶頂だったが一年後の参議院選挙で大敗して、退陣に追い込まれている。(今回と同じで健康上の理由での辞任だが)

密室で決まったとの批判をされ続けた森総理や、福田総理、その当時人気が高かった麻生総理も、みんな一年で政権を去っている。

特に、無派閥で党内基盤が強いとは言えない菅氏は、ここで解散を打たなければ(そこそこ勝つのが条件)、大派閥の論理で難しい政権運営になるだろうし、高支持率を維持できるとは思えない。

僕自身は7条(日本国憲法第7条)解散は、天皇の国事行為であるため、総理大臣の独断で履行してはならないと思っているが、日本国総理を決めるという大義があればこれは致し方ないだろう。

菅氏からすれば、最大野党が何の新鮮味もない人が新党首になり、何の期待感もない党名が相手なのだから、今が最大で唯一のチャンスだ。

重ね重ね言うが、なんで野党は千載一遇のチャンス(党名と党首を変える)を逃すんだろう、、、

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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