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編集長ブログ

2030年にEV車とは言うが

2020.12.17

社会

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日本海側を中心に大雪が降って、車が立ち往生しているらしい。

何年かに一度こういうことが起きる。過日、大手保険会社の方が、今年は大きな台風被害がなかったが、雪害が来るような気がしている、と言っていたが本当にそうなった。

スキー狂いの僕は雪が降ると嬉しくなってくるが、ここまで一気に降ると、現地の方は大変な思いをされているのだろう。スキー場だけ降るという訳にはいかないから。

さて、僕の車は雪道仕様で、四駆のスタッドレスだが、それでも滑る時は滑る。もし立ち往生したら、車で過ごす以外にない。

中国も2035年にEVの比率を50%まで高める。100%でないのは、極寒の地などEVだけではカバーしきれない場所もあるとのこと。そうなのだ。電池のバッテリーは寒さに弱い。ガソリン車はエンジンの暖気で暖房を効かせられる(ガソリンを使わない訳ではない)が、バッテリー車は暖房効率もガソリン車に比べれば良くない。2030年には技術革新でもっと進歩はしているだろうが、雪国で立往生でもしたものなら、どうするんだろう。

ガソリン車もガソリンが無くなれば駄目なのだが、給油するだけのガソリン車と、充電器が無ければ補充出来ないEV車ではガソリン車に軍配が上がるような気がする。確かに、環境問題は喫緊の課題だが、危機対応も万全にして貰いたいものだ。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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