世論が間違うなら民主主義は成り立たない
2021.06.07
社会
3コメント昔、ある政治家に言われた。一人一人は愚民かもしれないけど、大衆は賢だ、と。
間違った判断をすることはあっても、やはり大多数の意見は正しい方向を向く、という意味だと解釈した。
竹中平蔵氏が、テレビ番組で「世論はしょっちゅう間違っている」との発言をした。ぶった曲げた。自分はいつも正しいが、大衆は愚だとでも言いたいか。
それならば、大衆(過半数)が選んだ現政権も間違いだ、ということになる。これでは民主主義は成り立たない。確かに間違った判断を下すこともあろうが、それは為政者も同じ。大衆迎合になってはいけないが、世論の声を無視して政治をまわすなど、どこぞの独裁国家と同じだ。
五輪をやるかやらないかを、短絡的に世論の声に従えとは言わないが、この人の発言は目に余る。真意は別なのかもしれないが、それにしてもいい訳しようもない。
さすがに、この発言を擁護する報道もなく、圧倒的に批判にさらされているので、わざわざ僕が言う話でもないかもしれないが、看過できない。
民主主義者
民主主義は間違うこともある。
しかし、民主主義は誤りを修正する能力がある。
しかしそれも選挙民の(投票)行動次第である。
政治に興味を示さなかったり、投票行動に当たり私的利益を公の利益に優先させる判断をすれば、誤った政治がはびこり世の中は悪くなる。
民主主義は民衆の積極的な政治参加や(投票)行動を前提としている。
「権利のための闘争」は民主主義国の国民の義務である。
そのことが(日本人だけではないが)十分国民に浸透しているとは思えない。
2023.04.07 4:59 am
人理
実際選ばれてますから
2022.08.04 12:09 pm
シマダ
殆どの人が無知で何も考えないで生きてるでしょ。
認めた方が良いというか、大衆が馬鹿なのは間違いないですよ。
2022.06.26 8:03 am