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編集長ブログ

世論が間違うなら民主主義は成り立たない

2021.06.07

社会

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昔、ある政治家に言われた。一人一人は愚民かもしれないけど、大衆は賢だ、と。

間違った判断をすることはあっても、やはり大多数の意見は正しい方向を向く、という意味だと解釈した。

竹中平蔵氏が、テレビ番組で「世論はしょっちゅう間違っている」との発言をした。ぶった曲げた。自分はいつも正しいが、大衆は愚だとでも言いたいか。

それならば、大衆(過半数)が選んだ現政権も間違いだ、ということになる。これでは民主主義は成り立たない。確かに間違った判断を下すこともあろうが、それは為政者も同じ。大衆迎合になってはいけないが、世論の声を無視して政治をまわすなど、どこぞの独裁国家と同じだ。

五輪をやるかやらないかを、短絡的に世論の声に従えとは言わないが、この人の発言は目に余る。真意は別なのかもしれないが、それにしてもいい訳しようもない。

さすがに、この発言を擁護する報道もなく、圧倒的に批判にさらされているので、わざわざ僕が言う話でもないかもしれないが、看過できない。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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