編集長ブログ

銀行ってほとほと面倒くさい

2021.05.25

その他

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年老いた母に付き添い銀行に行った。振り込みと引き出しをしたいということで、所用も有り一緒に行ったのだが。

案の定だ。仕方がないとは思いつつ、結構面倒くさい。

振り込みも本人確認の外、マネーロンダリングに関わっていないかなど、振込用紙とは別に書類を書かなければならない。これがルールなのだろうから仕方ないとはいえ、80近い年寄りには何とも分かりにくい。5分程度で終わると思ったものが、20分を要した。

次は別の銀行で預金を降ろすため窓口に行った。ATMでは彼女の場合、20万円までしか降ろせないから、何度も駅近の銀行までは億劫でまとめて降ろすのだと言う。そりゃそうだよな、自分のお金降ろすのに何で制限が掛かっているのか理解に苦しむ。

大金を久しぶりに降ろすということで、銀行印も複数持って行き、きちんと照合された。当然、色々と聞かれる。一度オレオレ詐欺に引っかかりそうになったので、その時には銀行に感謝はしたが、今回も自分の金を引き降ろすのに30分ほどかかった。本人確認はもちろんのこと、営業課長まで来て、こちらとの関係も聞かれる。僕が犯罪組織の人間なら付いてくるなどないが。年寄りがいい年の男(息子だが)と一緒に大金を降ろしに来たら、疑って掛かるのは仕方がないとはいえ、都合1時間近くの時間が掛かった。こちらにも予定があるのに、本当に面倒くさい。

ここで提案。マイナンバーカードに銀行口座を紐づけたら、ここまで面倒な手続きなく、スムーズに終わらせて欲しい。そこまでのインセンティブを与えるなら、僕はマイナンバーカードと銀行口座の紐づけ喜んでやろう。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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