編集長ブログ

餃子の王将

2016.03.31

社会

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2年ほど前王将フードサービスの大東社長(当時)が
射殺された事件で、読売テレビから出演依頼を受けた。

「僕はそんなに親しくもないし、何回か
お会いしてインタビューしただけですよ。
それでもいいんですか?」と
ディレクターさんに言った。

「大宅文庫で佐藤さんの記事を拝見しました。
明日なので、もしよければ大阪に来て頂けませんか?」
と言われた。

政経電論も創刊したばかりだし、
少しでも宣伝になればという思いもあり、
逡巡はしたが、思い切って出ることにした。

僕の持っている情報網をフル回転して、
たったの一日だが、友人たちに電話して聞きまくった。

さすがに生テレビでは曖昧なことは
言えなかったが、推論は立てられた。

現在の報道で27年前の火災から不明朗な資金供給が始まった、
とされているが、そうならば推論通りだ。
僕も取材当時からそう思っていた。
確証はないので、公に発表はしていないが。

当時、この火災の処理は大東氏が担当していた。

僕の記憶が間違いなければ、この火災で死亡したのは
ビルのオーナーの関係者で、華僑系の人。

揉めそうな話の間に入ったのが、
創業者の出身地、
福岡・飯塚の同郷で生まれたU氏だと言われている。

大東氏が射殺された後も、資金流出が続いていた
というのなら、王将は上場企業としてあるまじきだ。

社長以下役員は恥ずべきだな。

編集長がテレビで語らなかった『餃子の王将』 第2号掲載
http://seikeidenron.jp/economics/20140110_ohsho.html

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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