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編集長ブログ

東芝の粉飾決算について申したい

2017.02.17

企業

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東芝は、西田さん、佐々木さん、田中さんの3社長が粉飾決算(会社法違反)で、告発されるかもしれないが、この戦犯は西田さんだ。

でも、元凶はその前の社長、西室さんだと思っている。

そういう流れをつくったし、最後まで相談役として、一定の影響力を残していたからだ。西室さんは、実際に会うと凄く柔らかくて当たりのいい人(杖を突いていて、優しい)だったけど、功名心のすごく強い人だった。経団連の会長になりたかったけどなれずに、その後、東証の会長や日本郵政の社長などをホイホイ受けて80過ぎまで老害を振りまいた。

西田さんは、原発会社のWHを5400億円(だったかな?)で買収し、勝負をかけた。(余談だが、西田さんはイラン人の妻を持つ頭の切れるおっさんだ)。その後、東日本大震災が起こり、原発事業が大きく痛手を負ってしまう。

それを覆い隠すように、不正会計を続けたことがこの度の原因で、経営判断を間違ったときは、直ぐに軌道修正すべきなのに、それを先送りにしてきたのが、経営陣の罪。西田さんと、次の佐々木さん(ずっと独身、、これも余談だが(笑))が、その後、犬猿の仲になり、一枚岩になれなかったのも一因だろう。東芝の従業員は不幸だけど、その会社を選んでいるのは自分だからそれは仕方がない。

「トゥービッグ トゥーフェイル」で、東芝は潰さないだろうけど、資本主義社会において、それはおかしな話だ。潰してしまえばいい!と僕は思う。

銀行は、中小零細を救わずにこのような会社を救おうとする。ほんとに人の金で商売してる意識があるのか!と、言ってやりたい。

それに引き換え、日立の川村さんは見事だった。7800億円の赤字が出た時、子会社から戻され社長になり、事業の再整理をして黒字に戻した。さらに、経団連会長を打診されたときも頑なに固辞し、引き際は相談役に退くという潔さ。かといって日立のことを別に好きなわけではないけど、これが東芝との違いだよな。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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