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パピーミルぱぴーみる 子犬工場

法律強化でも晴れないペットビジネスの闇

英語で「子犬工場」を意味し、営利を目的としてイヌやネコ、ウサギなどのペットを、ローコストで大量に繁殖させるブリーダーのことを指す言葉。

愛玩動物のブリーダーは、大きく分けてシリアスブリーダーとパピーミルに分かれる。シリアスブリーダーは、血統を残すことを目的とした育種家であり、個体の健康に配慮して無理な出産をさせない。

これに対し、営利目的のブリーダーであるパピーミルは、利益を大きくするため、無理な交配を動物に強要し、人件費を削減して大量の動物を繁殖させようする結果、生まれてきた子どもに対するケアが不十分となり、感染症や寄生虫が蔓延してしまうケースが多いと指摘されている。

ペットブームでペットビジネスは大きな市場に育った半面、パピーミルやペットショップで売れ残った動物たちの処分など、闇の部分も抱えている。

2012年、環境省は動物愛護管理法を改正し、売れ残ったペットを殺処分するために自治体へ持ち込むことを拒否できるようになったが、余ったペットを有料で引き取る業者が増加するなど、ペットビジネスの闇はいまだ晴れない。業者に対する規制の実行性を求めて、繁殖回数の制限や個々の飼育ケージの広さに規制を設けることなどが引き続き議論されている。

安易に「かわいそう」で済ませてはいけない

ペットを飼うことで癒されている人は大勢いるだろうけど、昨今のペットブームは過熱しすぎじゃないのかな。動物がアクセサリーになっている人がいるよね。

あんなのを見ていると、パピーミルみたいな悪徳業者がいるのも理解できる。人気のペット、かわいいペットを選り好みするから、“動物を暮らす”がビジネスの対象になり、市場が出来上がる。だから、儲けだけを狙った悪徳業者が現れ、パピーミルみたいな問題が噴出するんだよ。

イヌと暮らしたければ、どこかから子イヌをもらってくればいいじゃないか。なぜ30万円、40万円もする犬種でないとダメなんだ?

密猟の問題と似たような構図だと思うけど、欲望に任せた需要があるから、法や倫理を侵してまで供給しようとする人が現れるんだ。とはいえ、一人暮らしの人も増えているし、自分の好きな種類のペットを飼いたい気持ちもわかる。だから、パピーミルの問題は安易に「かわいそう」で済ませてはいけないと思う。人間の業を一人ひとりが重く受け止めないといけないよね。

 2018.4.23更新

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