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三井グループみついぐるーぷ 旧三井財閥

戦前は日本最大を誇った旧三井財閥グループ&企業群

旧三井財閥の流れを汲む企業グループ。三井系企業の社長会「二木会(にもくかい)」に所属している企業を指し、三井物産、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友海上火災保険、三越伊勢丹ホールディングス、商船三井、三井化学、三井金属鉱業、三井住友建設、三井生命保険、三井倉庫、三井造船、三井不動産、三井住友トラスト・ホールディングスといった「三井」の名を冠した企業のほか、トヨタ自動車、太平洋セメント、東レ、富士フイルムホールディングス、東芝、王子ホールディングス、IHI、電気化学工業、東京放送、三機工業、日本製綱所、日本製紙グループ本社、日本製粉を含む26社が所属している。

三井グループには、毎月第2木曜日に集まることから名づけられた「二木会」のほかに、「月曜会」という組織もある。二木会と同じく新年互礼会などに参加する団体で、参加資格はグループ企業の常務以上。現在は78社が名を連ねている。その歴史は二木会より1年ほど長く、三井系企業首脳部の連絡会議として発足した。名前は発足日が月曜日だったことに由来し、現在も主に月曜日に会合を開いている。

戦前の三井財閥は日本最大の財閥であったが、戦後の財閥解体後、同じ旧財閥の三菱グループ・住友グループに比べて再結集が遅れたことや、グループに資金供給をすべき三井銀行が分裂によって規模が縮小してしまっていたこと、さらには高度経済成長期の重化学工業化に乗り遅れたことなどの要因が重なり、戦前に比べ地位は低下。現在も、三菱グループや住友グループに比べ、三井グループは結束力が強くないといわれている。

“破天荒な野武士”のような個性的な人材が多いイメージ

「組織の三菱」に対して「人の三井」といわれる。グループの結束よりも、個々の会社の個性を大切にし、グループ内の各企業で働く人材も、個性的な人が多いといわれている。破天荒な野武士のような人でも活躍できるような会社が多いイメージだね、三井グループは。

トヨタは創業後の大変だった時期に銀行が融資をしてくれず、そのころのトラウマで今も無借金経営を貫いているようなところがあるんだけど、トヨタが苦境に立たされていたときに手を差し伸べたのが三井グループだったんだよね。三井に恩義があるから、トヨタは今も三井グループに名を連ねているのだと思う。

伊勢商人の三井高利が江戸本町一丁目、現在の日本銀行がある辺りに、呉服店「越後屋」を開業したのが、三井グループの始まりといわれる。「越後屋」はその後「三越」と名前を変えて今も残っている。

江戸幕府の御用商人だったわけだから、歴史は三菱よりも古い。東京駅の西側一帯の大手町・丸の内に集まって「三菱王国」を形成している三菱グループに対し、三井財閥系企業は東京駅をはさんで反対の東側の八重洲・日本橋に集まり、その周辺は「三井王国」と称されている。

 2018.07.25更新

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