×

用語キーワード

音楽著作権おんがくちょさくけん

無断での楽曲利用を禁止できる権利。著作権者は利用を許可する対価として使用料を受け取れる。知的財産権のひとつで、他人に譲渡することができ、作詞家や作曲家は権利の管理負担の軽減や楽曲の利用促進のため、レコード会社や音楽出版社などとの間で使用料の取り分を定めたうえで、著作権を譲渡しているケースが多い。日本での音楽著作権の期限は、著作者の死後50年間。期間満了後は著作権フリーとなり、誰でも自由に利用できる。

音楽著作権の管理は、仲介業務法によりJASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)が単独で行っていたが、音楽をデジタルデータとして日常的に簡便に取り扱うことが可能となるなどの社会的背景の変化に伴い、イーライセンス、JRCといった新たな管理事業者も参入している。

You Tubeなどの動画投稿サイトにおいては、著作権者や管理事業者からの許諾を得ずに音楽や動画が数多くアップロードされていることも少なくない。JASRACなどの著作権等管理事業者はサイト運営者に対して個別に削除要請を行ってきたが、協議の結果、サイト運営者との間で、音楽著作物の包括的な利用許諾契約を締結。個々の投稿者ではなくサイト運営者から楽曲使用料を徴収することになった。

著作権の保護は重要。でも、JASRACが既得権益になってしまっているのが問題なんだよ。楽器の演奏を教える音楽教室からも著作権料を徴収するとかJASRACが言い出して、みんな困っているみたい。

宇多田ヒカルさんをはじめ、作詞・作曲者側から反対意見が出ているにもかかわらず、JASRACが管理している楽曲は、原則として本人の意向と関係なくJASRACが権利行使をできるんだって。結婚式でもCDでないと使えない。ダウンロードした曲だとダメなんだと聞いた。違法ダウンロードした可能性があるからか? おかしな話だよね。本人がいいって言ってんだから、いいじゃん!

GLAYが結婚式で使用する場合に限り、使用者から著作隣接権を徴収しないと発表して話題になっていたけど、あれでもJASRACに対して使用料は発生するんだよね。GLAYの取り分を払わなくてよくなるだけで、完全に自由になるわけではない。アーティストが無料で使ってと言ってんのに、既得権益を保護しようとする人たちは、無料での使用を許さないんだね。

 2018.01.16更新

音楽著作権に関する記事

  • 古今東西 主なテロ組織

    2015.03.10

知りたい用語・キーワード

  • カテゴリー別
  • 50音別
政治
経済
社会
企業
技術・科学