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ブラックフライデーぶらっくふらいでー

アメリカ発のセール商戦 景気浮揚策の一環で日本にも

アメリカでは毎年11月の第4木曜日は「感謝祭(サンクスギビングデー)」で祝日となるが、その翌日の金曜日はクリスマス商戦の初日にあたる。感謝祭の祝日と土日に挟まれたこの金曜日を休みとする企業も多く、小売店は大規模なセールを開催するなど売上アップの施策を取る。

このセール期間で、年間売上の1~2割を稼ぎ出す店も少なくないといわれており、軒並み黒字になることから、セール初日の金曜日はいつしか「ブラックフライデー」と呼ばれるようになった。

また、ブラックフライデーの翌週の月曜日は、週末に店で見た商品をPCやスマホを通じて注文する人が多いことから「サイバーマンデー」と呼ばれ、オンライン商戦のスタートとして注目されている。

日本でも10月にはハロウィン、12月にはクリスマスがあるが、11月には消費を促すイベントがない。そこで、景気浮揚策の一環としてブラックフライデーを活用しようという動きが日本でも広がっている。

「トイザらス」「Gap」などアメリカに本部を持つ小売りチェーンから取り入れられ、イオンや楽天もブラックフライデーのセールを実施。Amazonは毎年12月に行う年末セールを「サイバーマンデー」として展開している。

消費心理をうまく突けば「国民の特売日」として広められるかも

民間企業が消費を喚起するため、さまざまなキャンペーンを打つのは歓迎。ハロウィンなんてディズニーが何年もかけて日本で広めたようなもの。クリスマス嫌いな僕は、ハロウィンも好きじゃないけど、経済効果は計り知れないものがあるんじゃないのかな。

バレンタインデーにチョコレートを贈るのは、チョコレート業界の仕掛けだし、母の日や父の日だって消費目的で広められている側面が大きい。本当に商魂がたくましいよね、民間企業ってのは。

消費者心理も日米で違いがあって、ウォルマートが西友を買収して、アメリカ式の「エブリデイ・ロー・プライス」を推し進めているけど、なかなかうまくいかない。日本人は毎日安いよりも「特売」が好きなんだよ。

僕も「特売」が大好き。正規の値段で物を買いたくない。「半額」とか書いてあると、それだけで買ってしまう。日本人の消費心理をうまく突けば、ブラックフライデーも「国民の特売日」として広められるのではないのかな。

日本人は、クリスマスにはケーキを食べ、その翌週の正月には神社に初詣。結婚式はウエディングドレスを着て、チャペルで挙式して、人が死んだらお坊さんを呼んで葬式を執り行い戒名を付ける。

そんな宗教観が薄く、アメリカの文化なら何でもホイホイと取り入れる日本人の姿が嫌いなんだけど、モノが安く買えるなら、もう何でもいいや。

 2018.06.08更新

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