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孤独担当大臣こどくたんとうだいじん 孤独担当相、Minister for Loneliness

2018年1月18日にイギリスのテリーザ・メイ首相が新設した閣僚ポスト。初代担当大臣はトレイシー・クラウチ下院議員。孤独問題に関する調査を開始し、人々を結びつけるコミュニティ活動に対して金銭的な助成をすることを目的としている。

孤独問題に対する政策は、2016年に白人至上主義の男性に殺害された労働党のジョー・コック ス英下院議員の遺志を引き継いだもので、彼女が生前に立ち上げた「孤独委員会」は赤十字社など13の福祉団体と連携し、2017年に約1年間かけて孤独に関する調査を実施。

調査結果を基に「孤独によって、人は肉体的、精神的な健康を損なう」と警告を発し、肥満や喫煙よりも有害であるとする啓発活動を始めた。

孤独がイギリスの国家経済に与える影響を、委員会は年間320億ポンド(約4.9兆円)に上ると試算している。

日本でいう特命担当大臣だよね。具体的な政策はこれから立案するんだろうけど、どうするのかね。孤独な人にただ補助金を出して終わりでは、意味が無い。日本にも似たような問題があるだけに、具体的な施策に注目したい。

孤独が肥満や喫煙よりも有害であるというロジックは、今ひとつ理解できないけれども、取り組みとして、発想としては面白いと思う。

最初に孤独問題を唱えたのは野党の議員で、その女性が殺されて与党の党首が遺志を継いだというストーリーはできすぎているくらいだ。男性とは少し異なる視点で社会問題をとらえているあたりが素晴らしい。

 2018.02.26更新

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