シェアリングエコノミーしぇありんぐえこのみー シェアエコ、共有型経済
物やサービス、場所などを、多くの人と共有、あるいは交換して利用する社会的な仕組みを指す言葉。住居、農地、駐車場、会議室といった“スペースのシェア”をはじめ、フリマやレンタルサービスを通じた“モノのシェア”、カーシェアやライドシェア、サイクルシェアといった“移動のシェア”、クラウドソーシング、家事代行、介護、育児をシェアする“スキルのシェア”など、シェアリングエコノミーの範囲は急速に広がっている。
アイデアやプロジェクトを持つ人が、インターネットを通じて世の中に呼びかけ、共感した人から広く資金を集める方法であるクラウドファンディングも“お金のシェア”と言われている。2025年には全世界で40兆円市場に成長するとの見方があるなど、今後も市場規模の拡大が見込まれる。
“所有から共有へ”なんて言われているように、余っているものをみんなでシェアすることで効率よく利用できるなら、こんな素晴らしいことはないよね。利用者、消費者、ユーザーの利益が重要視されるべき。そのために労働力が搾取されてはいけないけれども、所有者、利用者がOKと言っていれば、それでいいんじゃないの。
民泊の問題だって、ホテル業界を保護するために推進しない理由は何も無いよね。騒音やゴミなど、解決しなければならない問題はあるけれども、それはホテル業界とは関係ないし。シェアリングエコノミー自体を規制するんじゃなくて、対策を考えればいいだけの話だよ。
逆にホテル業界も民泊にはできない高付加価値のサービスやホスピタリティで勝負すればいい。もちろん、シャアリングエコノミーが広がれば、消えていくプレイヤーもいるとは思う。けど、「いらないものは淘汰されろ!」が僕の持論だから。