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貿易統計ぼうえきとうけい

税関を物理的に通過したモノの輸出入をすべて計上

毎月一回、財務省関税局が発表する、日本の貿易についてまとめた統計。貿易の商品の種類、量、金額のほとんどを把握しているため、貿易状況を調べる上で基礎的な資料となる。

日本から輸出され日本に輸入される貨物について、税関を通過する際に提出された輸出申告書、積戻し申告書、輸入申告書など、通関上の諸申告書を基に作成される。

貿易総額と主な地域(国)、主な品目の数値を「速報」として該当月の翌月下旬頃に先に発表し、その後、全地域(国)、全品目、運送形態別、税関別の数値を「確報」として翌月末頃に発表(輸出は翌々月末頃)。

国際収支統計と類似しているが、国際収支統計は貨物が税関を通過したかどうかにかかわらず、日本国内と海外で所有権が移転した貨物を計上している。

例えば、アメリカ製の自動車を日本人が購入して、アメリカで使用するケースでは、自動車の所有権がアメリカから日本に移転した時点で国際収支統計の貿易収支には計上されるが、自動車は関税境界を越えていないため、貿易統計には計上されない。

重要なデータだが税関を通った“モノ”しか反映されない

海外と貿易摩擦などが起こったときにデータとして使われるのが貿易統計。貿易不均衡があれば、数字として一目瞭然に出るからね。

失業率や経済成長率と違って、市場に大きなインパクトを与えるデータではないかもしれないが、良好な国際関係を維持するためには、国として把握しておかなければならない数字だろう。

ただ、貿易統計には税関を通った“モノ”だけしか反映されない。サービスの対価が支払われ、国外に資金が移動しても、オンライン上でデータを買っても、貿易統計には入らないんだよね。

 2018.06.08更新

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