ビッグデータびっぐでーた
従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群。明確な定義があるわけではないが、管理しきれないために見過ごされてきたデータを記録、保管して即座に解析できるようになり、ビジネスや社会に有用なこれまでにない新たな仕組みやシステムを生み出せるようになった。
これまでのビジネスの現場では、勘や経験、度胸といった目に見えないものに頼って意思決定を行ってきたケースも少なくない。人間も五感で得た情報や記憶という形で保管されている大量のデータを、瞬時に処理しているようなもの。そんな人間の意思決定の場面に、ビッグデータ分析に基づいた定量的な評価を加えることで、最適解を探し出すことができる。難病の治療方法や医療費の削減など、ビッグデータの活用は医療分野でも期待されている。当初は人が解析ツールを用いて、データを抽出、加工、分析し情報化していたが、現在はAI(人工知能)にビッグデータを解析させアウトプットするまでテクノロジーは進化。IoTとして活用すれば、自動運転のようにあらゆる場所や局面でオートメーション化が可能となる。
僕はテクノロジーに明るくないから、ビッグデータについて詳しくは知らない。「企業が消費者の行動を分析するのに使っている」ぐらいの認識。ビッグデータの活用が、より豊かな生活のためにどう利用できるのか、そこまで思いが至っていない。ビッグデータを活用すれば合理的、効率的な判断ができるようになるだろうが、人間が画一的になってしまわないか心配だ。テクノロジーの進化で、人間は機械に使われる時代になるのかね。