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一億総活躍いちおくそうかつやく

2015年10月に発足した第3次安倍晋三内閣の目玉となるプラン。少子化に歯止めをかけ50年後も人口1億人を維持するために、すべての人が希望を叶え活躍する社会「一億総活躍社会」を作るというもの。安倍首相の私的諮問機関「一億総活躍国民会議」が閣議決定した「ニッポン一億総活躍プラン」を受け、一億総活躍担当大臣を新設。実現へ向けた最重要チャレンジである「働き方改革」とともに、アベノミクスの「新・3本の矢」を軸とし、「希望を生み出す強い経済」には名目GDP600兆円の実現、「夢をつむぐ子育て支援」には希望出生率1.8の実現、「安心につながる社会保障」には介護離職ゼロの実現を対策として掲げている。

一億総活躍社会の実現のためには、女性活躍推進や地方創生と並んで“人づくり”が重要との考えから、2017年に「人生100年時代構想」を制定し、人づくり革命担当大臣を任命。2019年10月に導入予定の消費税10%で増加する財源を視野に、2兆円規模の予算を組むとされている。

ネーミングが悪い。「人づくり革命」と同じく、本当に政府の人間にはネーミングのセンスが無い。内閣府の担当者に聞いたけど、「一億人に活躍してもらう」ではなく、「一億人が活躍できるようにする」と言うことらしい。説明されるまで意味がわからなかった。「一億人みんなでがんばりましょう!」と言うことかと思った。要するに、少子化問題を解決し、女性や障がい者、高齢者の社会進出を促す政策なんだって。そんなの「一億総活躍」の一言でわかるわけがないよね。

内閣府特命担当大臣も設置していたけど、役所もないし本気度が伝わってこない。大臣になった本人が専門家でもなければ、知恵袋となる官僚もいない。そんなんで何ができるのと言いたい。掛け声をかけて旗を振るのは良いけど、もう少し具体的な政策を考えてくれないと。

 2018.01.05更新

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