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仮想通貨かそうつうか デジタル通貨、暗号通貨、バーチャルカレンシー

中央銀行などの公的な発行体や管理者がおらず、テクノロジーと利用者の信任によって価値担保される通貨の総称。ネット上を中心に、一部の商品やサービスの決済に利用でき、専門取引所などで円、ドル、ユーロなどの法定通貨と交換することで入手できる。

紙幣や硬貨のような目に見える形ではなく、デジタルデータとしてのみ存在しているため、不正防止にブロックチェーン(分散型台帳技術)やDAG(有向非巡回グラフ)などの暗号技術を用い、ネット上にある複数のコンピュータで記録を共有・相互監視する暗号技術などの“システム”によって管理されている。

仮想通貨の先駆的存在である「ビットコイン(BTC)」をはじめ、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の代表格で取引プロセスを自動化する「イーサリアム(ETH)」や、中央集権的な「リップル(XRP)」など、多種類の仮想通貨が存在している。

国内大手取引所によると、円建ての取引所価格は2017年の一年間でビットコインが14倍、イーサリアムは94倍に上昇するなど、バブルの懸念も。

銀行を経由せずにやり取りされる仮想通貨は、海外への送金や決済時の手数料が安く済むだけでなく、送金・決済時間も短縮できるなど多くのメリットがあるが、暴落や詐欺、データ流出などのリスクも指摘されている。

2018年1月には、仮想通貨取引所「コインチェック」から580億円相当の仮想通貨「ネム(NEM)」が不正に流出し、金融庁による立ち入り検査が行われるなど、取引を仲介する事業者のセキュリティー管理も含めて、仮想通貨の将来性はまだ不透明な部分も多い。

「5年先にはなくなっているんじゃない?」という極端な意見も聞いたことがあるけど、無法状態で混乱しているのは確か。いま現在、どれぐらいの数の仮想通貨があるのかわからないし、完全にバブル状態。バブル期のNTT株みたいに、上がるから買う、買うから上がるの連鎖になっている。投機マネーが入り乱れている感じだよね。

それなのに、みんな仮想通貨についての正しい理解が無い。それは僕だけではなく、日本国民、いや全世界の人間の大半が理解していない気がする。それは危険なことだと思う。

国が仮想通貨を発行する可能性はある。中国みたいに電子決済が進んでいると、通貨に実体がある必要は薄れてくる。仮想通貨を国が発行すれば、税の捕捉や徴収も簡単になるだろうし、決済もスピーディーになる。

すさまじい可能性を秘めているんだろうけど、価格の乱高下が通貨としてありえないレベルで、こんな不安定なものが法定通貨として流通するとは思えない。

不動産投資は利回りを計算するし、株式投資でも理論値を算出するもの。でも、仮想通貨に関しては価値のよりどころもなければ、現在価値がどこにあるのかまったくわからない。

理論値に収斂するには、まだ時間がかかりそうだ。人気芸能人が出ているテレビのCMにあおられて、そんな不明瞭なものに大切なお金をつぎ込む人間の気が知れない。

 2018.02.26更新

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