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国会論戦こっかいろんせん

質疑・討論のほとんどは委員会で行われる

国会の会期中に行われる会議には「委員会」と「本会議」がある。通常国会でも、臨時国会でも議論するときは、衆議院・参議院それぞれで、数人~50人程度で構成 される「委員会」で話し合われ、その後「本会議」での議論に移る。

国会議員は必ずどこかの委員会に所属し、会期中は同時に複数の委員会が開催される。本会議はほとんど形式的な意味合いしかなく、本会議での議論はあまりされない。

予算案や法案など議題に関して、質疑者が質問し、首相や大臣、その法案を作った議員など、その議題の担当者が答弁する、という流れで委員会 は進行する。一通り質問が終わったら賛成・反対で討論し、採決をとって可決されれば本会議の議題にかけられる。

通常、議題に反対する人が“ある程度満足”するまで質疑してから採決に移るが、議論が終わらない場合は、強行採決になることもある。反対する側も「採決させない」ために、議長の元に詰め寄ったり、委員長不在であれば、採決ができないため、委員長室の前に立ちふさがって委員長の会議室入室を力ずくで妨害するなどの行動に出ることもある。

野党のワイドショーみたいなノリが気に食わない

森友問題で籠池氏や佐川前国税庁長官が証人喚問に呼ばれたけど、汚職や不正を追及する論戦が行われるのは、いつも決まって予算委員会だよね。

それには理由があって、本会議では人数が多すぎて収拾がつかなくなるけど、予算委員会なら参加する議員の数が限られているし、全閣僚が出席していて、テレビ中継も入るから、広く国民にも見てもらえる。

とはいえ、国会の運営費には一日に3億円かかるわけだし、予算委員会は予算の話に集中しほしいという意見もあるよね。

予算委員会で論戦するは悪いことではないと思う。しかし、野党が自分たちのアピールの場だと思っているのが気に食わない。丁寧にパネルまで用意して、テレビのワイドショーみたいなノリで話している姿を見ていると情けなくなる。週刊誌報道をネタにした、くだらない問題を予算委員会で取り上げていたら、野党も国民に愛想をつかされるだけだから、もう少し考えた方がいい。

国民の前で事実を追及できる場ではあるが、予算委員会は犯罪を捜査する場でも、裁く場でもない。ましてや与党を攻め立てるだけの場でもない。しっかりと真相が解明されるような、実のある論争にしてほしい。

 2018.04.19更新

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