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内閣官房ないかくかんぼう

内閣総理大臣を直接補佐する内閣の補助機関。内閣官房長官の下に、政務担当2人と事務担当1人の計3名の内閣官房副長官と、国家公務員の人事行政を司る内閣人事局長が置かれ、俗に「官邸」と呼ばれる。

内閣官房副長官の下には、「国家安全保障局」「内閣危機管理監」「内閣情報通信政策監」「内閣総務官」「内閣官房副長官補(3人)」「内閣広報官」「内閣情報官」「内閣サイバーセキュリティセンター長」が置かれる。

内閣官房長官は組閣の際に真っ先に任命され、首相の右腕として働く。官僚組織として内閣官房は、すべての府省より上位に位置する組織とされる。事務担当の内閣官房副長官は、官僚のトップともいわれ、総務省、警察庁、厚生労働省、国土交通省などの事務次官経験者から任命されることが多い。

年間30億円を超えるともいわれる官房機密費(予算上は約15億円)は、国家のために有益となるために使える予算で、内閣官房長官の判断で支払われながら、その使途は明らかにされない。

海外へ出張に行く議員への餞別や、外国からの賓客への贈答品、接待のほか、国会運営を“円滑”にするための野党対策費などとしても使われる。今の時代に使途不明金があるのがすごい。

“官邸一強”と言われているけど、官房長官が権力を持つようになったのはいつからかな。2014年に内閣人事局ができてから、官僚が官邸の顔色ばかりうかがっている。世論さえ味方につければ、官邸が何でもできるようになってしまった。政党も力を失いつつあるから、自民党でさえコントロールできなくなっている。

官邸が強いリーダーシップを発揮でき、官僚を抑えて政治家主導で国の運営ができるから、僕は今のシステムでいいと考えているけど、内閣官房が強くなりすぎないようにチェックする機構は必要だろうな。

 2018.02.26更新

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