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超高齢社会ちょうこうれいしゃかい

日本は世界一高齢化が進んだ国

65歳以上の高齢者が全人口の21%以上を占めている社会。WHO(世界保健機関)や国連の調査によると、65歳以上が全人口に対して7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と定義される。

高齢化率 は、先進国のほうが高くなる傾向にある。スウェーデン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカなどが、高齢化率が高い国とされているが、日本の高齢化率は27.7%(2017年10月)とそれらどの国よりも高く、現在の日本は世界に先駆け、超高齢社会に突入している。

喫緊の課題として、従来の医療制度と老人保険制度では、医療費や医師・看護士の不足に対応しきれない問題 があり、また、核家族化が進行しているため、65歳以上の単独世帯・夫婦のみ世帯が増加している問題もある。特に都市部では、生涯未婚あるいは離婚による単身独居者が多く、介護する者がいない、あるいは老いた者が老いた者の介護をする「老々介護」の世帯が多くなっている。

解決策のひとつとして、団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年をめどに、高齢者の尊厳の保持と自立生活支援を目的とした「地域包括ケアシステム」の整備が進められている。

日本人の死亡数は2038年にピークを迎え年間170万人が亡くなると予想されている。それまでに出生率が向上していないと、年間100万人規模で人口減少 が起こると推計されている。

対策をしないと次の世代の力をすべて奪ってしまう

随分前から高齢化は問題視されているけれども、団塊世代が高齢者の枠に入ってきて、高齢社会の問題噴出がいよいよ目前まで迫ってきた 感がある。政府も喫緊の問題としないと、日本は大変な事態を迎える。

増え続ける高齢者をどうするかというのは多分に倫理的な問題もはらんでいる故に一筋縄でいかないのはわかるけど、今のうちに本格的な対策を講じないと、次の世代の力をすべて奪ってしまうことになりかねない。

 2019.02.15更新

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