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野党再編(2017年~)やとうさいへん

野党は、2大政党の一翼を担う野党第一党の民進党を中心に、絶対安定多数の318議席を持つ自民党・公明党の与党に対抗する道を模索するが、共闘などの具体案を欠いたまま時間は過ぎていった。そんななか、2017年10月22日の衆院選において、同年7月の都議選で大勝を収めていた小池百合子都知事によって希望の党が結成される。

決め手に欠く民進の前原誠司代表は希望への合流を決めるが、一部の議員は保守色の強い希望とは折り合いが悪く、結果的にバラバラになる。その後、希望に合流できなかった枝野幸男氏によって立憲民主党が結成される。

民進の事実上の解党で、民進・共産・社民・自由による野党4党共闘(民共共闘)の形が崩れ、野党は、希望と日本維新の会で構成する保守系と、立憲民主と社民と共産からなるリベラル系の野党グループに二分された。

保守系では、候補者調整を行い、両党が互いの本拠地である東京と大阪の選挙区で候補者が競合しないよう協力。リベラル系では、立憲民主と社民と共産が共闘で合意。全289の小選挙区のうち249選挙区で統一候補を擁立した。

この衆院選において野党の候補者一本化が成功していた場合、野党の議席数が倍増した可能性も示唆されており、野党共闘が実現せず勢力が分散したことによって自・公与党圧勝の原因のひとつになったとされている。

与党に対峙できる存在を作り上げるのが、野党再編。その意味でいえば、今回の選挙は民進党が求心力を失って崩壊するのに合わせて、現政権に対抗する勢力は、新たな枠組みを作って自民党と戦える勢力に一新されなければならなかった。にもかかわらず、“野党分散”とでも名づけるべき事態に陥り、まったく再編されなかった。結局みんな自分たちの都合を優先した。

今回のドタバタ劇を見ていて、さすがに全員落選して入れ替わってしまえと思ったね。小池百合子都知事と前原誠司元民進代表が判断をミスったおかげで、自民党は今後10年安泰。開いた口がふさがらないとは、まさにこのこと。

 2018.01.05更新

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