トランプ大統領とらんぷだいとうりょう ドナルド・トランプ
第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ氏は実業界の出身で、不動産会社やカジノ・ホテル運営会社を経営してきた人物。歴代大統領の中で、政治の世界や軍隊での経験が無い初めての人物で、1期目の就任時の年齢が70歳というのは最高齢。
大統領選への出馬表明のときから暴言や過激な排他的政策が話題になり批判を浴びる一方、アメリカの国益を最優先する姿勢に次第に支持が集まり、選挙前の下馬評を覆してヒラリー・クリントン民主党候補を破り当選した。就任演説では「アメリカ第一主義(アメリカ・ファースト)」を掲げ、就任当日の1月20日にオバマ前大統領が推進した医療保険制度改革いわゆる「オバマケア」の見直しを指示。1月23日には、選挙中から批判していたTPPからの離脱を表明。オバマ政権からの政策の転換を内外に印象づけた。
北朝鮮に対しても強硬姿勢を貫いている。ICBM(大陸間弾道ミサイル)と核兵器の開発を放棄させるため日本や韓国と連携し、北朝鮮に圧力をかけていく方針に加え、演説や自身のSNSで北朝鮮や同国指導者である金正恩を「ロケットマン」と呼んで挑発するなど、緊張関係を深めている。2017年4月には、シリアのアサド政権が市民に化学兵器を使用したとして、軍事施設に対して突然のミサイル攻撃を実施し、世界中に衝撃を与えた。
日本も変化を望んでいるように、アメリカ国民も変化を望んでいるんだろうな。トランプ大統領が誕生したのは、必然的な流れ。「チェンジ!」と叫んだオバマ氏に、アメリカ国民は期待した。でも、期待ほどは成果を上げられず、何も変わらなかった。オバマ政権を引き継ぐヒラリーに対する「ノー!」がトランプを生んだんだろう。
僕はヒラリー氏が嫌いだし、何かを生み出さなくても閉塞感をぶち破るために、トランプ氏にいろんなものを破壊してほしかった。だから期待も込めて、トランプ氏が大統領選に勝つとみていた。このクレイジーなおじさんに任せてみたかった。予備選挙中も本選挙中も過激な発言が多かったけど、有能なビジネスマンなんだろうし、就任すればきちんと政権運営するんだろうなと思っていたら、本物のクレイジーだったね。過激な政策もパフォーマンスかと思っていたら、そうではなかった。トランプ氏が次も再選されると、すごいと思う。日本でいえば、警察とマスコミを敵に回して総選挙で過半数を取るみたいなもんだからね。日本で同じようなことをやってくれる政治家が現れたら、痛快だろうな。