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ブレグジットぶれぐじっと イギリスのEU離脱、Brexit

イギリスのEU(欧州連合)からの離脱を表す言葉。イギリスを意味する「Britain」と離脱を意味する「Exit」で構成される造語。

2016年6月23日、イギリスではEUから離脱すべきか残留すべきかを問う国民投票が行われ、51.9%対48.1%で、離脱派が勝利。投票率は71.8%で、3000万人以上が票を投じた計算になる。

残留派の敗北を受け、EU離脱に反対していたデーヴィット・キャメロン首相が国民投票当日に辞任。後任のテリーザ・メイ首相は、欧州首脳陣相手にブレグジット交渉を進めるにあたって、足元を固める必要性があるとの理由で総選挙を前倒して実施。しかし、与党の保守党は総選挙で敗北。議会での過半数を失った。

イギリスはEUから離脱するために、EU全加盟国が調印し2009年に立法化された協定「EU基本条約(通称リスボン条約)」の第50条を発動させた。これにより、離脱条件に合意するために2年間の交渉に入る。交渉延長がなければ、イギリスが正式にEUを離脱するのは2019年3月29日。

国民投票の結果だから、他国があれこれいう問題じゃないよ。イギリス自体がすでにイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドによる連合国家なわけだし、それがさらにヨーロッパと連合するのは、いろいろ大変だったと思う。

経済協力の枠組みだったEC(欧州共同体)はわかるけど、金融政策も違う別々の国で通貨統合をしているEUはよく機能しているもんだと思う。国が違うんだから、無理だよ。文化や言葉、歴史がそれぞれ異なるんだから。

もともと通貨統合に参加しなかったイギリスはEUから離脱しやすかったんだと思う。EUという枠組みに無理があったのが具現化したのがブレグジット。イギリスが離脱するとなると、EUは今の枠組みを維持するのは難しくなるんじゃないの。

予算負担額の大きいフランスやドイツにとっては頭の痛い問題かもしれないけど、地理的にも遠いこともあり、日本への影響は少ないでしょう。ロンドンは世界の金融センターでもあるわけだし、日本を含め世界経済に影響は与えるだろうが、それも限定的じゃないかな。

 2018.1.16更新

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