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内閣人事局ないかくじんじきょく

内閣官房に置かれる内部部局のひとつで、国家公務員の戦略的人事管理を担う組織として2014年に設置。

日本の行政は、内閣の下に1府12省が置かれている。各省庁の人事権は大臣が持つが、約600人の人事を行なうのは現実的ではなく、実際には官僚が人事を行なってきた。

内閣の入れ替わりが激しいなかでは官僚主導の政治に偏りがちで、かねてから縦割り行政の弊害が問題視されていたため、政治主導の行政運営を目的とした内閣人事局が設置され、各省庁の課長より上の約600名を対象に、事務次官や局長、審議官などの人事を内閣官房が行うこととした。

それまで官僚主導で行ってきた幹部人事に官邸の意向が入ることで、設立当初は霞が関がざわついた。

霞が関の官僚が暴走しないようにするのはいいこと。官僚は有能だけど、自分たちの省益を最優先し、縦割りになりがち。そこに横串を指して、全体を俯瞰する立場から官僚を活用するのが政治家の仕事だからね。

だけど、その反面、政治が官を思い通りに利用できるようになってしまった。組織を掌握するには人事権を握ればいいのが、如実に見えたね。政治家が官僚をコントロールする議員内閣制の本来の姿に戻ったのかもしれない。

昔は、官僚の操り人形だったからね、政治家は。 有能な官僚ではなく、政治家が国を動かすようになったんだから、国民は今まで以上に政治家選びに慎重にならないといけない。とんでもない政治家を選んだら、国が傾くようになったのかもしれないよ。

 2018.02.01更新

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